イギリスの英語は本物。
「だって[英]語って言うくらいだから!」
イギリス留学から帰ってきた人はそんな事を言いがちです。
アメリカの英語が世界で通じる!
「だって世界中でハリウッド映画を見てるでしょ!」
いつまでも続く「本当の英語」論争
どっちの英語が本物なのか論争は尽きることがないと思いますが、カナダでも、オーストラリアでも、ニュージーランドでも、ジャマイカでも、フィリピンでも英語は話されていて通じます。
英語ネイティブ同士は会話に困ってない。
「俺、この前イギリスに行ったら全然英語通じなくて、、、、アメリカに留学してたからだと思う。」
そんな話を聞いて、留学を検討してる人は不安になります。大体の場合、その人の英語力が足りなかったというのが結論だと思います。
国際会議などの休憩時間に7,8人が全員出身国がバラバラで歓談してるなんて場面でも、みんな普通に会話しています。
留学先によってその国の英語の癖や訛りが身につくと困る!
「アメリカに留学したらアメリカ英語になってしまって、イギリス人とは会話にならない?!」アメリカに留学してアメリカ英語になる。イギリスに留学してイギリス英語になってしまう。というのはどちらかといえば喜ばしい響きがありますが、オーストラリアに留学してオーストラリア英語になってしまったら困る。という心配で留学先を悩んでいる人がいました。
アメリカの中でも南部訛り、北部訛り、西海岸な口調と様々あると思います。
「イギリスの田舎でおじいちゃんが訛りで何言ってるかわからなかったよ」
たぶんそれは日本でもおじいちゃんに話しかけられて「?????」になることありますよね?訛りというか、おじいちゃんだからです。
英語習得の為の最短距離を考える
社会人になってから英会話を上達させようとする人はそれまで英語に触れてはいますが、リスニングやスピーキングはしてこなかった人がほとんどだと思います。
そしてこれから英会話を身につける時に、アメリカ英語かイギリス英語かオーストラリア英語かなんて悩む必要はありません。
ましてや留学したその国の英語の癖や訛りがついてしまったら困るなんて心配はしなくても、日本人特有のカタカナ英語から脱出できない人のほうが多いです。
コミュニケーションが英語で出来るかどうかが英語学習で求められるゴール
英国英語至上主義な人や米国英語至上主義な人たちにはオーストラリアやニュージーランドの英語、フィリピンの英語なんて英語じゃない!などと相手にもしようとしない人もいますね。
でも、重要なのはコミュニケーションが取れるかどうか?伝えたいことが伝わるかどうかです。昔、ニュージーランドで大学講師をしていた人と仕事をする機会がありましたが、完璧なカタカナ英語でした。でもしっかり伝えて、聞きたいことを聞く、コミュニケーションはできていたんです。
なので必要なことはしっかりとコミュニケーションを取れるようになることだと思います。